研究概要雇用

介護離職防止に関する研究

研究期間

2022年~

主たる研究者

山本 則子(東京大学大学院医学系研究科 教授)
五十嵐 歩(千葉大学大学院看護学研究院 教授)
高岡 茉奈美(千葉大学大学院看護学研究院 助教)
野口 麻衣子(東京大学大学院医学系研究科 准教授)

背景・課題

日本は介護休業制度の施策に取り組んできているが、介護離職は存在・増加している等十分な歯止め効果には至っていない。今後更に認知症割合の高い後期高齢者人口の増加や労働力不足等が想定され、更なる社会問題としての深刻化が懸念。介護と仕事の両立のための職場風土の醸成等が重要となるが、具体的な方策等は国内外を問わず検討されていない。

概要

先行調査研究を踏まえたeラーニング等による研修プログラムを開発。基本的な知識の説明などを挟み込む具体的な事例ドラマやど、介護と仕事の両立の為の職場全体の介護に関するリテラシーや共感性の向上等を図るもの。前後比較調査及びランダム化比較試験を採用した職場研修提供による、職場風土醸成や介護休暇取得等の効果検証を行う。

現在のステイタス

論文作成中。