研究論文医療

効果の低い医療(Low Value Care)に関する研究論文の公表について

当法人では、高齢化による社会保障費増加が進行する中、医療サービスの医療効果・費用対効果の適正化に向け、外部の研究者と連携した取り組みを実施しています。

「社会実装に向けた「効果の低い医療 (low value care)」のリスト作成とその医療費に与える影響」(研究期間:2023年〜)について、このたび「Low-cost, high-volume healthcare services contribute the most to low-value care spending in Japan」が論文として公開されましたので、以下のとおり、お知らせいたします。


■ 研究目的
 特定の臨床状況において、科学的根拠が乏しく、患者にとって有益性がほとんどない、あるいは害を及ぼす可能性のある医療行為(LVC)は、削減の努力にも関わらず、 広く提供されている。これらは、過剰診断・過剰治療につながりやすく、医療資源の浪費や有害事象のリスク増加の原因にもなる。そのため、Low Value Careサービスをリスト化し、提供量と医療費を試算することにより、不必要な医療費の抑制、②過剰診断・治療の最小限化、③ケアの質と患者の安全性の向上、④医療資源の高価値サービスへの再配分による集団の健康成果の改善などを目指す。


公開論文は以下よりご覧いただけます。

論文掲載HP:https://doi.org/10.1093/haschl/qxaf225