研究概要雇用

新人配属の人事制度に関する研究

研究期間

2022年~

主たる研究者

小島 武仁(東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授/東京大学マーケットデザインセンターセンター長)
山口 慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授)
成田 悠輔(Yale University Assistant Professor)
久野 寛(東京大学マーケットデザインセンター 特任助教)
小田原 悠朗(東京大学マーケットデザインセンター 特任研究員)

背景・課題

日本において社会横断的に若年層の離職率の高止まりが発生している。組織側の希望・事情と新入社員側の配属希望等とが、上手くマッチしないこと等によるもの。社員の満足度だけではなく、組織のパフォーマンスへの影響等も指摘されている。

概要

メカニズムを調査分析の上、実証研究として、進入社員の人事制度にマッチング理論(マーケットデザイン理論)から示唆される仕組みを導入。定期的に満足度・不満度、組織パフォーマンス、離職率等への影響等に関するエビデンス等を取得の上、導入した仕組みへの反映・改善等を行う。複数の組織等で横断的に実施し、効果等の比較・反映等を行う。

現在のステイタス

継続実施中。現在7団体(企業3社・自治体4団体)で実証研究中であり、20団体の参加を目標に参加団体を募集中。